文芸誌「シンブンガク」

 丸山健二塾を創設してから5年が経ち、2月から第11期生の講義がスタートします。

 他の文章講座や創作講座とは一線を画し、既成の文学とは違う新しい文学を目指し、塾生の個性に合わせてほぼマンツーマンで指導を行ってきました。文学で生計を立てることは難しい現代ではありますが、講義期間を終えた塾生たちは誰もまだ見ぬ極みに向けて貪欲に今も書き続けています。

 そんな塾生たちの作品を発表する場として2020年11月に「シンブンガク」(不定期刊)は生まれました。

 主宰は卒業していった塾生たちに「丸山健二文学賞」を目指せと言い続けてきました。というのも、当塾での推し進めている極めて個性的で独創的な文学は、他の文学賞では受け入れてもらえないことが想像できるからです。しかしながら「丸山健二文学賞」は質のハードルはもちろん、400字詰原稿用紙300~350枚という量的な壁が高く、おそらく作品を書き上げるのに数年は掛かろうかというものです。一気に高みを目指すこともいいのですが、段階的に向上してもらう方法が必要と思いました。

 そこで文芸誌の提案をしました。もちろん大手出版社のようなものはできません。最初はホームページに掲載させてもらい、いずれ電子書籍という形にしようかなどと考えていましたが、書店流通させずに少部数で直販のみの対応であればなんとか本にすることができると考え直して平綴じ200ページの「シンブンガク」を作ることができました。

 個人的な話になりますが、かつての上司が「編集者は作家の作品を世に出す場をつくることが仕事だ」と言った言葉が後押ししてくれました。塾生たちに対して何も手伝えないかわりに、せめて編集者の端くれとして場をつくろうと思いました。

「シンブンガク」には、主宰(塾長)が良しとした作品のみを掲載しています。塾を卒業後、何度も書き直して掲載に至った作品も収録されています。荒々しいもの、読むことさえ困難なものものもありますが、作者の個性が見て取れます。ご興味を持った方は、ぜひ本書を通して、主宰が期待する文学の可能性の一端を感じて貰えれば幸いです。

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